昭和57年 3月 | 九州大学医学部卒業 |
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昭和57年 6月 | 九州大学第一内科入局 |
昭和59年 4月 | 国立がんセンター研究所研究員 |
昭和62年 2月 | 米国アラバマ大学内科学フェロー |
平成元年 5月 | 愛媛大学医学部第一内科助手 |
平成 6年 6月 | 九州大学医学部第一内科助手 |
平成 5年 8月 | 九州大学病院第一内科講師 |
平成15年10月 | 九州大学大学院病態修復内科学分野准教授 |
平成20年 4月 | 九州大学病院別府病院内科教授 |
平成28年 4月 | 同病院院長 |
令和 5年 4月 | 福岡市民病院院長 福岡市立病院機構副理事長 |
令和 6年 4月 | 福岡市立病院機構理事長 |
理事長挨拶
理事長ごあいさつ
このたび福岡市立病院機構理事長を拝命した堀内孝彦と申します。よろしくお願いいたします。初代理事長の福重淳一郎先生、竹中賢治先生、原寿郎先生に続き、私が4代目となります。
当機構は、福岡市の医療水準の向上を図り、市民の健康の維持及び増進に寄与することを目的として、福岡市の100%出資により2010年4月に設立されました。今年4月で15年目を迎えます。その間、当機構は「いのちを喜び、心でふれあい、すべての人を慈しむ病院を目指します」という基本理念のもと、質の高い医療の提供、地域・社会に貢献する病院、健全な病院経営を目指して活動してまいりました。福岡市立病院機構は、福岡市立こども病院と福岡市民病院の2病院で構成されています。昨年4月より、こども病院は楠原浩一先生が、市民病院は私が、院長に就任しております。
福岡市立こども病院は、「こどものいのちと健康をまもる~すべてのこどもと家族の明るい未来を願って~」を理念に、小児高度専門医療、小児救急医療、周産期医療を3本柱として運営を行っています。また成人移行期医療、自宅等で医療的ケアを必要とする子ども達とそのご家族の支援にも力を入れております。こども病院は神戸市以西で唯一の小児専門の高度医療機関であり、その存在意義はますます大きくなっています。わが国最多の川崎病患者を診療している「川崎病センター」に代表されるさまざまな臨床研究センターと多数の診療科を擁しており、国内はもちろん国際的にも貢献できる病院を目指しています。
福岡市民病院は、「こころをつくした質の高い医療を通じてすべての人の尊厳を守ります」を理念に、福岡県の保健医療計画(第8次)で取り組むべき5疾病のうち、精神疾患をのぞく4疾病(がん、脳卒中、心血管疾患、糖尿病)と、加えて地域に多い肝炎・肝硬変、腎疾患、脊椎疾患に対して、高度専門医療を提供しています。さらに救急医療、災害医療の充実に努めており、直近では能登半島地震に医療支援チーム(JMAT)を派遣しました。また第二種感染症指定医療機関として、新型コロナウイルス感染症の発生直後から3年間にわたって福岡県最多の入院患者を受け入れて、中等症・重症患者の診療にあたりました。
当機構にとりまして、こども病院、市民病院はまさに車の両輪であります。両病院が緊密に協力し、それぞれの特徴ある機能を存分に発揮して、福岡市の医療の発展に貢献してまいります。福岡市民に信頼していただける病院づくりに職員一丸となって精進してまいる所存です。どうか今後とも引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和6年4月
地方独立行政法人福岡市立病院機構
理事長 堀内 孝彦
理事長略歴
専門医・認定医
日本内科学会認定内科医
日本リウマチ学会指導医
日本リウマチ学会専門医
日本温泉気候物理医学会理事長
日本補体学会副理事長